『イフ』

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イフ

私は、ナツに憧れていた。
もし私がナツになれたら。かわいくてスタイルが良くて、頭もいいナツ。
幼い頃から親しい仲だったナツ。
もし、私がナツだったら。

ナツになれたら、最高だ。絶対に毎日が楽しくなるはず。
ナツの髪の毛一本にまで、私は憧れている。細くてくせ毛な私には、髪すら憧れだった。
私には無いものばかりを持っているナツが、私は羨ましかった。
でも、美人のナツには恋人がいない。親友の私が知る限り、今まで一度も恋人ができたことがなかった。母には「男のひとりやふたりくらい、いるでしょ」と言われてしまった。
親友ならば、好きな人ができたら言うはず。そう思っていた私は、ある日ナツが中学時代の同級生に告白されている現場を目撃する。
彼は中学時代ものすごく人気があってモテていた。しかしナツは「好きな人がいるんだ」と告白を断ってしまう。
私はナツの好きな人の話を一度も聞いたことがなかった。ナツの好きな人とは、一体誰なのか。
女の子の友情と小さな恋の物語。

読む👉 ピクシブ

※第3回百合文芸コンテストに参加中の作品です。

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